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  「佐藤彦五郎と土方歳三の姉ノブ直系子孫」が運営する資料館ブログです。佐藤彦五郎新選組資料館HPが替わりました。新しいHPはリンクから。またはこちらへ http://sato-hikogorou.jimdo.com/
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BSフジの番組『この歴史、おいくら?〜誠を尽くし士道を貫いた新選組〜』

テレビ局からの電話で『この歴史、おいくら?』のタイトルで協力頂けないかとのこと。
私はまた資料の鑑定額かと思い…お断りしようと伝えたところ、そうではなく新選組の事件などで、いくらお金が動いたかをクイズにする真面目な番組ですとのこと。

収録の下見が1カ月前に2度ありました。
佐藤家に残っている資料で何かありませんか?とのことで、土方歳三の美談と市村鉄之助も登場させたいと思い、あまり知られていない話ですが、市村鉄之助に形見の品を持たせ、佐藤家に届けるよう命じた時、お金も持たせたことをクイズにしては?と。この企画が通り、資料のコピー、解説も添えてお渡し致しました。
また、そば処『ちばい』のご主人、谷さんから天寧寺に血梅の植樹式が6月12日にあると聞いたので、これをエンディングにしたら良いのでは?と提案。急遽、会津取材となったのでした。

さて、収録当日、龍馬伝で近藤勇役を演じられた原田泰造さん、東京大学史料編纂所教授で歴史研究家の本郷和人さんがお出でになり、佐々木恭子アナが進行されました。
原田さんは礼儀正しく真面目な印象でした。
本郷先生は期待通り、お詳しく「近藤さんがこんなに勤勉な人だったとは、見直したなぁ」の言葉に説明の甲斐もあり、嬉しかったです。
歳三が市村鉄之助に2分金100両を渡したことに「もう、歳三は覚悟していたのですか?」と私の質問に「そうでしょう!」と本郷先生が答えられ、涙が出そうになりました。
ちなみに私のギャグも全部カットされ、真面目な番組に出来上がっていました!(笑)





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昨年、三重県の郷土史研究家の方から連絡を受けました。
「土方歳三の写真と言われているものは、土方久元の間違いです」と。
土方歳三の小姓を務めていた市村鉄之助が佐藤家へ届けた写真がありますので、その事をお話した処、資料を送っていただきまして、これは三重県まで調査に行かねばと、今年の2月に行ってまいりました。

駒田家の蔵の取り壊しによって発見され、救済された古写真ですが、201枚もの古写真と入っていた箱、その他、見せて頂き、歳三写真は全身像で楕円にトリミングされた明らかにブロマイド写真でした。
ただネームプレートに『カウチ 土方久元君』と...
私は9人揃いの楕円で抜いたブロマイドの見本版は見た事があったのですが、単独のものは初めて目にしました。
その後の調査で、駒田作五郎は明治15年に製茶輸出のため、横浜に支社を開いたことも解り、横浜で購入した可能性も浮上しました。

所有者の方との交渉により、3日間のみの展示のお許しをいただき、今回実現致しました。
また7月9日の新聞記事にもなったことで、今後、同じようなブロマイド写真が発見され、新情報も期待出来るのではと思います。
子母澤寛著『新選組遺聞』では「土方歳三写真は永く土佐の土方楠右衞門久之(元)の壮年時代のものと間違われていた」とあり、子母澤自身も誤認写真を見ていなかった事で、この3日間来館下さった方々は歴史的大発見の証人となりました。

私は説明の折、「歳三の肩書きが格上げされて一人歩きしていました」とお話しておりましたが、若い女性の方々は「逆に久元って誰ですか?」の質問を多く頂き、時代により、こうも違うものかと。
人気度では歳三の方が勝っていたようでした。



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4月21日(木)
月岡芳年展(八王子夢美術館)に行って参りました。
数ヶ月前、六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されていた「THE HEROES 刀剣×浮世絵 一 武者たちの物語」を観た時も感動したのですが、大好物の月岡芳年だけ150点ということで、気合いが入りました。
まず、夢美術館の一本手前「みずき通り」を右折してすぐの「ブール・ブール・ブーランジュリー」で売り切れ必至のくるみ・こしょうパンを並んで購入。バゲットも美味。
さて本番、明治5年から没年の明治25年までの浮世絵は圧巻でした。
印象的色彩、緊張感、スピード感、そして静謐な美しさ。新時代を切り開き、最後の浮世絵師となった人物。
芥川、三島、横尾さんも影響を受けてますね。
11時に入館し、退館したのは夕方5時半でした!

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4月17日(日)
帝都龍馬会主催「龍馬の手紙を読む」岡本健三郎宛(慶応3年10月24日付)

龍馬最後の旅、越前出立直前の書簡です。
新政府樹立のためには、軍事力と財政が必要と考えていた龍馬を動かせた旅。
無血で大政奉還を行う条件を構想し、「京の情勢が龍馬の足を急がせていた歴史が龍馬を追い立てている」と司馬遼太郎が描写。
琵琶湖を渡る船の舳先に立つ龍馬が見えるようです。
一方、歳三は江戸から京に戻る途中、四日市駅(町)で大政奉還の噂を聞くと、急いで彦五郎に飛札便を送り、京へ急ぐ旅となったのです。

次回は7月31日予定です。

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急に春らしく、陽気は京都も同じでした。
令和4年3月13日は、第16回 山南忌に行って参りました。
田野一十士様はじめ、ご関係者の方々におかれましては、コロナ禍での開催はさぞお気遣いも多々あったこととお察し申し上げます。
お陰様でお参り出来ましたこと、心より感謝申し上げます。
壬生寺会館での行事の折、「風光る」を完結後、ご挨拶に来て頂いて以来、渡辺多恵子さんとお会い出来、思わずハグしてしまいました。
私も終了後、名古屋方面に用事があり、すぐに失礼させて頂きました。

立葵
 待つ黒羽織か
  自尽跡   ふう車(福)

















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2月19日(土)
青梅の津雲邸・雛まつり展へ行って参りました。
一昨年も伺いましたが、昭和6年当時の全てのお部屋がお雛様で飾られています。
「有職雛(ゆうそくびな)」が真近で拝見出来るのは、貴重なことです。
極小の御道具類の数々は圧巻ですが、展示されるご苦労を思うと敬服致します。
津雲董ご夫妻が温かくご案内、ご説明下さいました!








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演劇舞台「新選組日記〜会津嶺の鐘〜」の千穐楽を、当劇にご出演の佐々井隆文さんからのお誘いで、主人と観劇致しました。
粂部正親役の佐々井さんは、安定の上手な演技!
先月の天狗の義とたて続けのお芝居で、出番も多く、さぞお疲れのことと存じます。
今後のご活躍も楽しみです!
最後、千穐楽の挨拶も楽しかったです。

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1月30日(日)
「近藤勇と新選組の会」に行ってまいりました。
講演会は伊東成郎先生でした。
14ページものレジュメもお作りになり、お話しくださいました。
私にお気遣い下さったのか、佐藤家の話を盛り込んでいただき、
恐縮致しました。
塚本会長、中野さん、大嶋さん、ご準備ご苦労様でした。

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1月26日(水)
新国立劇場小劇場にて「中島鉄砲火薬店」(昼の部14時〜)のお芝居を観に行って参りました。
笑いあり、涙ありの中にも、中島登さんの生涯を千人同心の頃から丁寧に綴った演出になっておりました。
人を諫めた事は時代がそうさせた事であり、右の道を行くか左の道を行くかの違いで日本の為にという目的地は同じだったという事です。
お芝居が跳ねた後サプライズが!
なんと中島大成さんが待っていて下さいました。
演出家の伊藤栄之進さんを紹介する為にと…
中島さんは差入れを届けにおいでになったそうです。
本当に有難い事でした!











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1月23日(日)
帝都龍馬会主催「龍馬の手紙を読む」に参加して参りました。
今回は「岩下佐次右衛門、吉井幸輔 宛、慶応元年12月中旬頃」書簡でした。
初めての試みで、近藤勇書簡「佐藤彦五郎、小島鹿之助、粕谷良順 宛 慶応元年11月4日付」の解説も致しました。
と言いますのは、龍馬書簡の文面に「京よりミブ浪人同伴にて帰りし」とある事から、阿納先生が新選組の動向も参考にと計らい下さりました。
佐幕と倒幕、立場の異なる二人の心情が伺い知る事の出来る文章になっておりました。
遺言とも云える近藤書簡に「孤勇」(無理と知りながらも努力する)という言葉を用いて万一長州との交戦の覚悟が伺えます。
近藤は背負っているものが多かった…
歴史双方の立場から見ると、真実が見えてきます。

次回は4月17日(日)を予定とのことです。



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