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  「佐藤彦五郎と土方歳三の姉ノブ直系子孫」が運営する資料館ブログです。佐藤彦五郎新選組資料館HPが替わりました。新しいHPはリンクから。またはこちらへ http://sato-hikogorou.jimdo.com/
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開館日と八坂神社例大祭が重なりました。

前日、八坂神社に行きました処、宮司様が「祇園社」の額を初公開することを教えていただきました。特別に見せていただきましたが、大変素晴らしいものでした。

さて、例大祭当日は祭儀に参列のご案内を頂いておりましたので、朝8時過ぎに八坂神社へ参りました。

お榊を奉納後、土淵宮司様により遷座300年を記念して、彦五郎が発起人をなり完成した大神輿に御霊入れの儀式が執り行われました。
私は宮司様のお声が大好きなのですが、それはそれは迫力あるもので、氏神様のお姿を見る事が出来ました。

当日は、「天然理心流奉納額」の公開とともに初公開となります「祇園社」の額は、大変貴重な額といえるでしょう。
奉納額から2年後の万延元年に完成、明治7年まで掛けられていた額で、土方歳三を始め、近藤勇、沖田総司、山南敬輔らも見た事でしょう。

佐藤彦五郎宅の大工棟梁だった鈴木亀吉さんと、祇園社の額が写っている古写真が、当家に残されております。



 

万延元年(1860)、祇園社の篇額「奉納・佐藤彦五郎俊正、古谷太助、工匠・鈴木亀吉」と額に裏書きがあります。



明治7年、有栖川宮熾仁親王の書による「八坂社」の篇額が完成し、「祇園社」の額と替えると年表にあります。
「八坂社」は彦五郎が勝海舟を通じて、有栖川宮熾仁親王に願い書いていただいた書でございます。


(絵葉書より)

「祇園社」はそのまま保管されていました。
きれいに掃除をされ、祇園社の文字は白チョークで解りやすい様に、塗ってくださいました。
保管状態がよかったせいでしょう、額は大変きれいな状態で140年ぶりに公開されました。
額を見る事が出来、大感激でした。


(一枚彫りの大変大きな額でした)


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