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  「佐藤彦五郎と土方歳三の姉ノブ直系子孫」が運営する資料館ブログです。佐藤彦五郎新選組資料館HPが替わりました。新しいHPはリンクから。またはこちらへ http://sato-hikogorou.jimdo.com/
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一昨日20日の開館日、メールでご連絡下さいました濱田秀隆様が来館されました。

当資料館所蔵の銘・吉之の槍は、多摩市貝取出身の吉之・正之兄弟の鍛冶屋により作られたもので、秀隆様は正之の5代目のご子孫です。

刀身は8月のみの展示でしたので、ご覧に来館。
ご先祖を辿り、刀鍛冶と判明し、当資料館の槍に行き着いたとのお話し。
調査も大変ご苦労され、家系図と外務省の資料を拝見し、驚きました。

明治13年、正之36歳は息子・銀次郎(13)を連れて渡米、帰国後、神田で自転車店を開業し、東京都第1号の自転車教習所を開設したとの事でした。

佐藤家所蔵の槍が錆びて抜けず、銘が解らぬまま刀剣登録のため都庁に行き、無銘の槍として登録されました。
その後、刀剣研士の苅田さんを訪ね、抜いていただく事が出来ました。
「吉之」の銘が判明、それにより、吉之ご子孫の宇井久美子氏にお会い出来、また、この度、正之ご子孫の濱田秀隆氏とも会う事が出来ました。
ご縁は感謝の限りでございました。

刀は人を殺めるだけのものではなく、持つ人のシンボルでもありますから、刀匠の命が吹き込まれているものと考えます。
きっと、刀や槍がご子孫にお会いしたかったのでしょう。
また新選組お抱えの乞田鍛冶だけに、私は幾つもの運命を感じずにはいられませんでした。

※秀隆氏も私も、吉之に関する情報を探しております。
ご存知の方は、当資料館HPからのお問い合わせ、またはメールでご連絡お願い申し上げます。

hiko56-shinsen★jcom.zaq.ne.jp



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