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  「佐藤彦五郎と土方歳三の姉ノブ直系子孫」が運営する資料館ブログです。佐藤彦五郎新選組資料館HPが替わりました。新しいHPはリンクから。またはこちらへ http://sato-hikogorou.jimdo.com/
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12月12日(火)
現在、調布市郷土博物館で行われている、大政奉還150周年記念企画展「近藤勇と調布の幕末維新展」に行って参りました。



先日、龍馬会でこの企画展の資料をいただきましたが、公開中の展示資料の中に佐藤家に関わる資料の展示があります。甲陽鎮撫隊後、彦五郎の逃亡先である羽生家に残した三浦休太郎宛の近藤勇の書簡です。

甲陽鎮撫隊とともに戦った勝沼戦争で惨敗し、彦五郎は新政府軍から命の狙われ、一家離散して逃亡生活を致します。
彦五郎はノブ、そして末娘ともを下女におぶわせ、大久野村(現・日の出町)の羽生家にひと月ほど匿ってもらったという経緯があり、その時にお礼とともに置いてきたものです。
その書簡が公開されています。過去に日の出町での公開はあったそうですが、私は初めて目にするもので、保存状態も大変良いものでした。

羽生家までの暗夜行を彦五郎とノブはどのような気持ちで山を越えたのか。
「雉子(きじ)啼くや 躓く(つまずく)石に のこる闇   盛車(彦五郎)」という句を残しています。

命惜まず彦五郎たちを匿ってくれた羽生家に、改めまして感謝申し上げると共に、この度公開下さった羽生兼五様に御礼でございます。

また近藤勇養子縁組状も美しく表装され展示されておりました。

なんてことでしょう。見学して間もなく宮川清蔵氏ご子息の清志様とばったりお会いいたしました。
やはり見学に来られたとの事。
学芸員の金井氏のご案内でご一緒にすることとなりました。

その後、高野館長が戻られたとのことで、ご挨拶にお見えになりましたが、館長は八王子・日野市とも大変ご縁のある方で、嬉しくなりました。

偶然は重なり、清志氏もご存知なかったことですが、午前中に宮川清蔵氏もお出でになられたとのことです。

閉館時間まで居ましたが、感慨深い時間でした。

P.S 退館間際に龍馬会でご一緒だったM女子をもお会い致し、度重なる偶然でした。

12月17日までの特別展となっております。




(宮川清志さんと)


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