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  「佐藤彦五郎と土方歳三の姉ノブ直系子孫」が運営する資料館ブログです。佐藤彦五郎新選組資料館HPが替わりました。新しいHPはリンクから。またはこちらへ http://sato-hikogorou.jimdo.com/
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本日、日野で、テレ朝系の番組『ちい散歩』の撮影がありました。

日野宿だった地域に昭和30年代の頃の町並みと現在の町並みの写真があちこちに展示してありますが、そんなところからロケが決まったようです。

一昨日、本陣前にある図書館の石嶋氏、渡辺氏の計らいがあり、
またディレクターの方から頼まれて、日野宿本陣の説明をさせていただくことになりました。

本陣で待機しておりましたが、午前中、大雨だったことも影響してか、1時間ほど押して、夕方5時頃から始まりました。

ピンマイクをセットしていただき、指示された立ち位置で待っておりますと、地井武男さんが入館料をお支払いするや、私を見て
「どなたでしょうか?」から始まり、この屋敷を建てた佐藤彦五郎の子孫である云々を説明させて頂きました。

土間から座敷きへの、上がり框の高さを感じて頂きたく、土間からそのまま上がっていただきましたが、その高さに驚かれておりましたが、加えてさらに鴨居が低いのは、『賊が簡単に入って刀を振り下ろすことを防ぐ』という役割もあるということをお話ししました。

次々と部屋の説明をさせていただいて、市村鉄之助の話しの後、奥の彦五郎の部屋で、地井さんが
「私も土方歳三の役をドラマで演じたことがあり、歳三は大好きです」
「歳三に関する本も沢山読みました」
「函館にも行きましたが、歳三の生きざまに魅力がある」
と話しにも熱を帯びてきました。

地井さんが
「昔を保存しながらも現在に生きていらっしゃるご子孫の方々の大変さが今日1日、感じられました」
とおっしゃられました。

彦五郎邸を私がご案内できました事、彦五郎と共に大変感謝致します。

    
    

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8月9日(土)から、神奈川歴史博物館にて
『五姓田のすべて-近代絵画への架け橋ー』が開催されます。

それに出展するに当たり、現在、当資料館にて展示中の歳三の肖像画と土方力三郎氏による、祖父・仁の幼少時代のえんぴつ画の2点を、図録製作のための撮影が、昨日9日に行われました。

学芸員・角田氏とカメラマンの方がお見えになりましたが、角田氏の学歴が凄くて、東大、東京芸大、東京芸大大学院を卒業されています。芸大では日本画専攻だったとのこと。

歳三の肖像画については、大変素晴らしく、明治15年に描かれたもので、刀の柄の部分に使われた色は、当時、日本では手に入らない絵の具なので、輸入されたもので、貴重な絵であることが解りました。

この絵は、五姓田芳柳の弟子、松原三五郎の筆によるものですが、慶応3年に五姓田芳柳が日野宿を訪れた足跡があり、彦五郎とも接点があったと思われます。

その後、若き画家、松原たちをバックアップするために、各地を廻ったのでしょうか。彦五郎の元を訪ねたようです。
彦五郎が頼んだのが、あの市村鉄之助が我が家に届けた歳三の写真を元に、肖像画を描いて頂いたようです。
彦五郎はどんな思いで、歳三の肖像画を描いてもらおうと思ったのでしょうか…

名主ともなると、数々の文化人との交流も多く、彦五郎は芸術家たちに理解があったと思われるエピソードです。

また今回初めてお見せした絵が、土方力三郎氏による、祖父・仁の肖像画ですが、母と一緒に写っている写真を元に描いたものです。
空白部分に、仁の晩年の追記があり、文中に『土方力三郎により描かれ…』と書いてありました。
力三郎の絵にはサインがないそうで、唯一『土方力三郎』の名前を見る事ができる大変貴重なものだそうです。
改めて、筆まめな祖父・仁に感謝です。

この絵は、10日程前に発見いたしましたが、2000点以上にも及ぶ我が家の古写真の中に埋もれておりました。
資料を整理しておりますと、探している資料以前に、不思議と新たな発見があります。
ひとり「ワァー!」と声が出てしまう日々です。

新発見資料につきましては、『福子だより』で発表させていただきます。

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昨日は世田谷美術館の『冒険王・横尾忠則』展に、主人と二女と3人で行ってまいりました。

砧公園の緑の中に建っている素敵な美術館です。
お天気も良く、公園の木陰を歩いていると気持ちの良い時間が流れてゆきます。

横尾忠則氏の絵は昔から好きなのですが、
独特の色彩、エキセントリックな作風が魅力ではないでしょうか。

因に、2003年9月、京都で催された特別展示『新選組展』の素敵なポスターは、横尾忠則氏の作品です。
横尾氏のご要望で、刀に血糊をつけたいとのお話しがあったことを憶えております。

先ず、最初のコーナーでは、アンリ・ルソーの模写のパロディーが並んでいて、娘も笑っておりましたが、これは可笑しかったです。

更に作品を見ていくと、大きなキャンバスに描いているのですが、近年の作品が多く、これだけの絵を製作するには、毎日のように描いているのではないか、その精力的な仕事ぶりには驚いた…と主人は言っておりましたが、凄い精神力です。


Y字路をテーマにした作品群があり、以前、その製作過程をNHKでやっておりましたが、これなんだと納得させられました。

60〜70年代の原画の展示も多数あり、色見本で色指示がしてありましたが、
主人はウォーホルに近いものがあると言っておりました。
スミで描かれた原画は、丁寧で緻密、上手だなと感心いたしました。

最後の方では、初期の頃の作品のリメイクがあって、
歳を重ねての回帰現象のようなものだったのでしょうか。

700点もの作品を見て、その才能に改めて感動し、また純粋に絵を描くことがお好きななんだな〜と思いました。

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昨日、6月1日(日)は資料館開館日でしたが、
フランス人の女性が来館されました。

刀、古式銃、日本文化に大変興味があるとのことで、
刀剣博物館にも行ったとのこと。

一緒に来られた女性が、仏語ではなく英語で通訳しておりました。

私も、ひの新選組フェスタの時は、日野宿本陣に来られた外人の方に
刀や名主等、説明に使う英語のメモを持って、解説いたしましたが、
今では、えっと…なんだったかな???
思いだすのが大変な有り様…
時の流れはコワい。

『越前康継』は拵えのみで、刀身(5月のみ展示)は
残念ながら、見ていただけませんでしたが
中子に葵の御紋が契られた表、試し切りが刻まれた裏の写真で
説明させていただきました。

また彦五郎が実戦で使っていた太刀には、随分熱心でした。

これは実際に人を斬っている刀で、
2尺8寸ほどの長い刀身には、
数カ所の歯毀れが見られ、拭き残りの血糊のサビも残っています。

その説明には、驚嘆されていましたよ。

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「第2回新選組を語る会」に行って参りました。

JR板橋駅前の近藤・土方の墓所にお参りした後、会場へ。
宮川豊治氏、宮川清蔵氏、井上雅雄氏とご挨拶をさせていただきました。
尚、小島政孝氏は、トークショーの時、駆けつけて下さいました。
土方家、沖田家は所用にて欠席との事でした。

トークショーでは、宮川氏、お二人のお話の後、井上雅雄さんの予定でしたが、「雅雄様、俳句・短歌コンテストの景品を持って来ます」の言葉を残したまま、席を立たれ、
お戻りになるまでの間、繋ぎで私にふられ、とりとめもない話しで失礼いたしました。

その後、松本良順氏のご子孫・松本和彦氏の大変貴重なお話がありました。

『良順氏は新選組の事、歳三の事を常に考えていた。
歳三と命を共にするとまで…
歳三の説得により、医療に専念した』…等々

本当に感動いたしました。

その後、親睦会での、ご子孫、ファンの方々との楽しい時間はあっという間でございました。

また『新選組を語る会』でお会いいたしませう。

P.S. 今年の『彦五郎忌』は10月12日(日)となりました。

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■第2回「新選組を語る会」のご案内 2008年5月25日(日)開催

開催趣旨

戊辰戦争140年、近藤勇・井上源三郎没後140年の佳節にあたり、新選組隊士の子孫とゆかりの方々が一同に会合し、新選組について語り合う場としたい。更に、新選組を愛するファンの方々や全国の新選組関連団体のみなさんと懇談できる会としたいと思います。

尚、当日は、板橋駅前にて、滝野川新選組まつりが開催されます。併せてご見学いただきますようお願いします。

発起人
宮川豊治(近藤勇子孫・近藤勇談話会会長)
土方陽子(土方歳三子孫・土方歳三資料館館長)
井上雅雄(井上源三郎子孫・井上源三郎資料館館長)
佐藤福子(佐藤彦五郎子孫・佐藤彦五郎新選組資料館館長)
小島政孝(小島鹿之助子孫・小島資料館館長)
沖田整司(沖田総司子孫)

事務局
峯岸弘行(日野新選組同好会 名誉局長)
〒191-0031 日野市高幡1-1松盛堂内 042-591-0317 FAX042-592-3629

開催日  平成20年5月25日(日)
会場  谷端小学校 体育館
後援  滝野川新選組まつり実行委員会
参加費  500円(中学生以下無料)但し映画上映会は無料

タイムスケジュール(予定 事情により、内容、時間帯を変更する場合もございます)
11:30~12:00 受付
11:40~12:40 映画上映会「新選組~永倉新八からの伝言」
12:40~13:00 花魁パフォーマンス 獅子陽連
13:00~13:30 主催者あいさつ 来賓あいさつ
13:30~14:00(仮称)全国新選組サミットIN足立 PR
        増田光明氏(綾瀬新撰組研究会会長)
14:00~14:10 休憩
14:10~14:30 新選組俳句短歌コンテスト表彰式
14:30~15:00 新選組子孫トークショー 司会 峯岸弘行氏
        宮川豊治氏・土方陽子氏・井上雅雄氏
        佐藤福子氏・小島政孝氏・松本和彦氏 他
15:00~16:15 記念講演 「新選組と松本良順」
        講師 松本和彦氏(将軍家ご典医・初代軍医総監 松本良順子孫)
16:15~16:30 閉会 片付け
16:30~17:00 滝野川新選組まつり閉会式に参加
17:00~18:30 懇親会 定員30名
        会場  居酒屋土間土間板橋店
        参加費 5000円(事前申込に限ります)
        (原則的に当日参加はお断りします)


参 加 申 込 書
参加者名(ふりがな) ( 一般     新選組隊士子孫 )

電話番号

ご住所 〒
性別 (男 ・女)

申込先
〒191-0031 東京都日野市高幡1-1 松盛堂内峯岸弘行宛

電話042-591-0317 FAX042-592-3629

Eメール mine@syoseido.co.jp

懇親会(定員30名)参加希望者は事前に参加費を現金書留でお送り下さい
。参加申込書は郵送かFAXかメールでお送り下さい。
(新選組隊士ご子孫は当日支払いで結構です)

本申込書にご記入いただいた個人情報については、「新選組を語る会」に係る参加者の確認、参加者名簿の作成、出欠確認、参加料の入金確認等の目的にのみ使用いたします。

尚、当日、板橋駅前広場において滝野川新選組まつりを開催中です。合わせてお楽しみ下さい。

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5月10日・11日のひの新選組まつりには、沢山の皆さまにご入館いただき、誠に有難うございました。

今回は11日が丁度、歳三の命日にあたり、大勢のファンの方が日野に来られたのではないでしょうか。

私も石田寺に、旧前川邸にお住まいの田野さんご夫妻と参りました。歳三忌を主催されている大出俊幸さんや、新選組研究家の釣洋一さん、結城しはやさん、伊藤哲也さんにもお目にかかることができました。

土方陽子さん、榎本武揚さんご子孫の隆充さんと一緒にご焼香させていただきました。


その後、資料館に戻り、史料の説明をさせてましたが、この日は大変な混雑となってしまい、ゆっくりと見学できなかった方もいらっしゃったのではないでしょうか。

ひの新選組まつりの二日間のみ、市村鉄之助が彦五郎に遺品と共に届けた『歳三の写真』、近藤勇が持参した『近藤写真』を展示させていただきましたが、皆様、目に焼き付けるように、熱心に見ていかれました。来年はもう少し見やすいような展示ができればと考えています。

遠方より来ていただいた方々も大変多くいらっしゃいました。

ご来館いただいた皆さま、本当に有難うございました。

『心より感謝申し上げます。』

尚、歳三の愛刀、葵の御紋が刻まれた『越前康継』の刀身の展示は
18日までとなっております。

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2008年 5月1日(木)

彦五郎の長男、俊宣は日野に於いて、最も早くカメラを手にした人物かと思います。我が家には、俊宣が撮った古写真が約2千点ほど残されておりますが、貴重な写真も多いとのことで、郷土資料館でデジタル保存して頂けることとなりました。写真は次第に薄れていってしまうものですから、そうして保存しておいたほうがいいとのことです。

そのため写真を整理しておりましたところ、大正4年、長寿を祝う式典の集合写真が出てきました。傘寿(80歳)以上のご老人の方々と、日野町の名士たちが写っているのですが、

その中に『井上泰助』という名前を発見いたしました。

これまでは、肖像画でしか見られなかった泰助さんですが、写真を見ると大変凛々しいお顔立ちされており幼くして新選組隊士だったという気骨が感じられました。計算してみると、丁度60歳の頃の写真のようです。井上家と佐藤家の関係は古く、彦五郎は天然理心流入門や市村鉄之助の帰郷の際、井上松五郎さんに世話になったりと親しい間柄でした。

また、この3月、井上源三郎首級捜しで、泰助さんが埋めたという場所が特定され、源さんの御霊が日野に帰ってくることができましたが、京都からのご縁続きで、ご先祖のお導きだったのでしょうか、井上泰助さんの写真発見となりました。


本日、引き延ばした写真を井上雅雄さんに手渡すことができました。
井上源三郎資料館で公開するとの事ですので、泰助さんの凛々しいお姿を、是非、ご覧くださいませ。


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2008年4月28日(月)

いよいよGWとなり、お出かけ日和となりました。
日野でも、5月3・4・5・6日と、ひの新選組まつりの10・11日は、土方資料館、井上資料館、当資料館の3つの私設資料館も、特別展示で開館致します。

さて、昨日27日は、福子倶楽部限定のイベントを催しました。緊張なさったり、感激されたり…と、いい思い出になったのではないでしょうか。第二部で、歳三の意外な一面や、教養の深さ、芸術性もお楽しみ頂けたと存じます。
終了後、面白かったとの声もたくさん頂きました。

ということで、第二弾も企画いたしておりますので、お楽しみになさってください。

福子倶楽部の特典として、当資料館、初公開の書簡を1日限定で展示いたしましたが、当倶楽部は随時、会員を募集しておりますので、詳しくは当資料館でお聞きください。

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本日、20日は亡きお父様の後を受け継ぎ、新井京誉ご住職様により、本年も墓前供養祭が執り行われる為、板橋の近藤勇墓所へお参りさせていただきました。

お焼香には先週お会いした方々、新選組流山隊、試衛館グループ、井上源三郎首級を探された市川氏、誠のTシャツを着た外国人の方々、沢山の新選組ファンの方々が行いました。

新人物往来社の大出俊幸氏と私がご挨拶させていただきました。

京誉ご住職から修復工事の報告もありましたが、ご心痛の上、大変なお役目にも拘わらず、ご立派でした。今年もお参り出来ました事、感謝致します。合掌


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