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  「佐藤彦五郎と土方歳三の姉ノブ直系子孫」が運営する資料館ブログです。佐藤彦五郎新選組資料館HPが替わりました。新しいHPはリンクから。またはこちらへ http://sato-hikogorou.jimdo.com/
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特別展「浮世絵から写真へ ー 視覚の文明開化 ー」を見に江戸東京博物館に行って参りました。



浮世絵、そして渡来した写真文化によって、当時の人々が写真に関心を持つ様になり、肖像写真が普及していく過程が展示されています。



幕末期の古写真では、後藤象二郎の肖像写真があり(慶応2〜3年)とのキャプション、また上野彦馬、内田九一、鎌田永弼の三人の写真は明治5年。
この鶏卵紙写真の台紙は、当資料館所蔵の近藤勇肖像写真や土方歳三肖像写真と同じタイプの台紙を使っていることから、近藤勇が慶応4年頃、土方歳三が明治2年頃、まさに当時のものであることがわかります。

上野彦馬、下岡蓮杖、内田九一の写真の展示もございましたが、内田九一の明治天皇、江川太右衛門、勝海舟、福沢諭吉の明治初期の写真は興味深いところです。

大久保一翁の写真は必見ですね。
勝沼戦争で惨敗し逆賊とされた佐藤彦五郎が、神社仏閣、勝海舟や大久保一翁からの嘆願書により、一ヶ月後に佐藤家一家差し構え無しとなりました。

他には、明治3年の写真に既にこうもり傘が写っており、こんなに早く普及していたことは驚きでした。

百美人新橋芸者写真は、佐藤家にも多くの古写真が残されており、その中には新橋芸者写真も多数ございました。当時、流行っていたのでしょうか(笑)

明治期の画家、五姓田芳柳の着色画は、以前、横浜で五姓田の展覧会で出品されたものもございました。
当資料館所蔵の土方歳三肖像着彩画は、五姓田の弟子が描いたものです。

絵と写真の融合、泥絵、ガラスに絵を描き、そのガラス絵にも写真をコラージュする技術、鶏卵紙に彩色を施したり、写真に油絵を描いた肖像画、明治時代には既に多彩な表現技術を駆使されていたことに、驚きを覚えました。

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11月30日(月)
鎌倉古道探索ウォークに初めて参加致しました。
町田市の野津田車庫バス停に9時50分集合、5分前に到着しましたが最後のひとりとのこと、記名の番号が62番でしたので、すごい参加人数です!

事前の申し込みなし、歩けなくなったら好きなところでリタイヤありのウォークでした。
平日でご年配の方ばかりでしたので、講師の宮田先生が一番若い?

10ページにわたる地図のコピー資料を片手に、宮田先生説を伺いながら、かなりのスピードで6kmを歩きます。
宮田先生は地層から判断され、ここが鎌倉古道だ!と。





開発により古道が寸断されていたり、畑の中、竹やぶの中を通ったりと、事前に許可を取っての気遣いもされていました。





また、先生に付いて歩かなくては全くわからない道でした。



午前中、町田のダリア園まで歩き、お弁当休憩。そこで10年程前に彦五郎邸でお会いした事をお伝えしたところ、ご記憶にあったようでした。

午後のウォークを前に、皆さまに紹介されてしまいました!(しっかり、佐藤彦五郎新選組資料館のPRを致しました…笑)



午後もしっかり歩き、終点の町田旭体育館で解散となりましたが、まだ歩き足らずにJR町田駅までひとり歩いてしまいました。

こんなに楽しいウォークは是非皆様にも体験していただきたいと思いました。
沖田総司も歩いた布田古道ウォークを計画したいと・・・

※ご参加されたい皆さま、平日、土日、どちらがいいでしょうか?
賛同いただけましたら「拍手する」をクリックするか、メールくださいませ!
佐藤彦五郎新選組資料館

「拍手する」からのメッセージは、非公開です。

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J:COM 日野「ひの ぶらり道」が、当資料館にお出でになりましたが、12月中放映されています。

デイパックを背負った美人女子アナがふたりで、日野を散策するという番組です。







当資料館の放映は4分ほどでしたが、どの史料が印象に残ったの問いには、櫻井アナは「近藤勇のピストル」、池村アナは「土方歳三の刀(越前康継)」だそうです。

近藤勇さんがまだ試衛館時代にピストルを所持していたという意外な面、また土方歳三さんの刀にまつわる話には感銘を受けたとお話いただきました。

また実際にここに来て史料を見てみると、幕末の時代に入り込むような感じがしますと言われましたが、本物から伝わってくるものは、画像などでは感じることの出来ないものなのだと思います。



お二人とも、収録が終わってからも熱心に新選組のことお話しくださいました。

櫻井アナは、日野の新選組、土方歳三、彦五郎を扱った佐藤文明著「未完の多摩共和国」をお求めになって、多摩の新選組についてもっと勉強したいと話されていましたよ。



(左から、池村アナ、わたし、櫻井アナ)

放送期間は、12月1日〜31日の一ヶ月間。
放送予定は、火曜日 10時〜、17時〜、22時〜
      水曜日 8時〜、14時〜
      木曜日 12時半〜
      金曜日 6時〜
      土曜日 22時半〜
      日曜日 18時〜、23時〜
      月曜日 8時〜    等

以上のような放送時間となっておりますので、皆さま是非ご覧下さい。

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平成27年11月23日(月)
日野新選組ガイドの会のガイドが案内する、新選組のふるさと“日野宿”から“たかはたもみじ灯路”への「幕末歴史散歩」がありました。

朝からお天気が心配でしたが、曇天ながら何とか雨も降らず当資料館にお出で頂けました。

新選組ゆかりの日野宿と紅葉の美しい高幡不動尊を訪れ「たかはたもみじ灯路」を巡るツアーとのことです。

2グループ合わせて40名近くのご参加でしたが、お若い歴女の方が多く、わたしの説明に熱心に耳を傾けて下さいました。
皆さま、本当にありがとうございました。
またご案内されたガイドの方々もお疲れさまでした。
お昼は、彦五郎とのぶの四男・彦吉が継いだ有山家のご子孫が営むレストラン「カフェ花豆」での食事だったそうですよ。




引き続き、メールにて事前予約されたロシアからの訪問もございました。

モスクワ大学生の歴女の方で、卒論に新選組を書いているとのことでした。

アニメやドラマからではなく、日本の歴史から好きになられたそうです。

日本語も理解くださり、私が沖田総司の書簡の前で、切腹のお話しをしたところ、大変興味を持たれたようでした。



9月にもロシアの歴女2人がご来館されましたが、外国の方々にも新選組に興味を持っていただけることは、嬉しく有難いことと存じます。
世界に広がっていってほしいですね。

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駅に置かれている冊子、2016年1月20日号「甲州街道の風景」に日野が紹介されることとなり、日野宿本陣と私設三資料館の撮影が行われました。

場所柄、新選組特集となってしまいそうですが、エディターの杉田氏には、彦五郎の足跡や歳三との関わりを。カメラマンの光岡女史には、沖田総司の貴重な書簡とかくれたエピソードをお伝えしましたところ、感激なさっておられました。



NHK大河ドラマ「新選組!」をご覧になって以来、新選組のファンになったとの事でしたが、近藤、土方、沖田、永倉の遺墨を間近に見られることは、ファンの方々にとっても隊士たちを身近に感じることが出来る事でしょう。


(左から、杉田氏、私、光岡カメラマン)

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富澤政恕氏が書き残した「旅硯九重日記」は、元治元年に十四代将軍家茂の上洛に際し、要人格として随行、京都の情勢と近藤勇、土方歳三、沖田総司、井上源三郎らの交友の記事も見られる、四ヶ月の旅日記です。



富澤家住宅を見学した際に購入し、読んでおりましたら、奥書に

・・・「旅硯九重日記跋」として
「後の世のよき賜にして彼の竹牒の書」
甲子の晩夏、日野の里、春日庵盛車しるす

と書かれてあり、びっくりでした。



歳三から託された「鉢金」とその送り状、歳三の「日記帳」を富澤氏はこの旅硯九重日記と共に彦五郎へ渡したのでしょう。

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本日、11月21日(土)、福子新選組倶楽部会員限定の「小野路・小島資料館ツアー」が行われました。

お天気に恵まれ、参加人数23名でしたが、無事終了することが出来ました。
ご参加された皆さま、誠にありがとうございました。

ツアー行程は、
①小野路中宿・橋本家跡〜
②「小島資料館」見学〜
③2年前に旅籠角屋を再現した「小野路宿里山交流館」で昼食〜
④歳三や沖田、山南、近藤勇 等も参拝したと云われる「小野神社」〜
⑤「旧富澤家」見学〜
以上でしたが、最後に私事ではございましたが、陶器の鑑定のため埋蔵文化センターにも数名様がご一緒いただきました。


(門から資料館へ)


(庭や屋敷についての解説がありました)

小島資料館では、小島政孝館長から今回のために掛け軸を3幅と襖の書、4点を特別に出していただきました。
その中の2幅は、幕医・松本良順先生の書で、もう1幅が江川太郎左右衛門関係の旗本山口直邦の鶴の軸、それに襖4点も山口直邦の書でした。
丁寧にご説明いただきました。お心遣い、誠ににありがとうございました。


(資料室へ入る前に、掛け軸の解説がありました)

資料室でも、大変丁寧なご解説を受けることができました。
小島館長は、午後、大学での講演会が控えているにも拘わらず、約1時間40分もお話しくださいました。
本当に感謝申上げます。
皆さま、ご満足されたかと存じます。

(資料室は撮影禁止ですので、画像はございません)


昼食の後は、近藤勇らも祈願したと云われる小野神社を参拝し、バスで多摩センターに戻り、旧富澤家住宅を見学しました。
富澤家当主、富澤忠右衛門が京都に4ヶ月ほど滞在し、土方歳三、沖田総司、井上源三郎ら新選組隊士たちと何度となく会合を持ちましたが、富澤忠右衛門が江戸に帰る際、この後に起こる長州との戦いを前に、戦死をも覚悟した歳三は、形見として彦五郎宛に「日記帳」と「鉢金」を手紙と共に富澤忠右衛門に託しました。
翌月、形見の「日記帳」と「鉢金」が忠右衛門によって、彦五郎の元に届けられましたが、姉・ノブにとって、弟の活躍を誇らしく思うとともに、戦死をも厭わぬその決意には計り知れない辛さがあったことでしょう。

ここ旧富澤家住宅では、学芸員のIさまにご解説いただきました。
土日は市職員ですので休日なのですが、私たちが見学するということで、わざわざお出でいただきお話しくださいました。ありがとうございました。
お陰様で、大変勉強になりました。


(紅葉と池から見た富澤家住宅)

最後、佐藤家に代々伝わる輸入皿を、埋蔵文化センターの詳しい方に見ていただきましたが、確かに幕末にオランダから伝わったものとのことでした。
幕末の器とのこと、歳三、新選組に関する皿だと面白いですね。

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テレビ東京の番組「YOUは何しに日本へ?」
11月16日(月)18:57〜20:00

上記の番組に、当資料館所蔵の沖田総司肖像画像が登場予定です。

実はこの番組の大ファンで、二週間程前に制作会社から打診がありました。

成田空港で外国人の方に、「日本にやって来た理由」をインタビューし、密着するコーナーで今回、新選組のことが好きな外国人に密着しました・・・とのことです。

HPには
【新選組大好き歴女YOU】
新選組・斎藤一が好きすぎて座るときは常に正座。日本語を勉強して彼の墓参りをするのが10年来の夢だったというオランダ人歴女YOUが、ついに想いを日本語で綴った手紙を持ち会津へ向かう!!


新選組ファンのオランダ人歴女とのこと、誠に嬉しい限りです。
「YOUは何しに日本へ?」当資料館にもいらして頂きたかった・・・
是非、ご覧下さい!

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本日、J:COM 日野「ひの ぶらり道」の撮影収録が当資料館にてございました。

デイパックを背負った美人女子アナがふたりで、日野を散策するという番組です。
11時から約1時間の撮影でしたが、久しぶりに櫻井キャスターにもお会い出来、楽しく収録することが出来ました。





ひと通り説明が終わり、ディレクターからどの史料が印象に残ったかの問いに、櫻井アナは「近藤勇のピストル」、もうおひと方の池村アナは「土方歳三の刀(越前康継)」だそうです。
近藤勇さんがまだ試衛館時代にピストルを所持していたという意外な面、また土方歳三さんの刀にまつわる話には感銘を受けたとお話いただきました。
また実際にここに来て史料を見てみると、幕末の時代に入り込むような感じがしますと言われましたが、本物から伝わってくるものは、画像などでは感じることの出来ないものなのだと思います。

お二人とも、収録が終わってからも熱心に新選組のことお話しくださいました。
多摩の新選組についてもっと勉強したいと話されていましたよ。



放送期間は、12月1日〜31日の一ヶ月間。
放送予定は、火曜日 17時〜、22時〜
      水曜日 14時〜
      木曜日 12時半〜
      土曜日 12時半〜、22時半〜
      日曜日 18時〜、23時〜    等

以上のような放送時間となっておりますので、皆さま是非ご覧下さい。

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11月8日(日)
BS日テレで、片岡愛之助の歴史捜査「新選組 近藤勇 暗殺計画の真相を追え」が放送されました。

平成16年の大河ドラマ「新選組!」の続編として、「新選組!! 土方歳三 最期の一日」が製作されましたが、そのドラマでの榎本武揚役だった片岡愛之助さんが進行役の務めている番組です。

近藤勇が銃によって暗殺未遂に遭遇した真相を探るというもので、京都での新選組の活動、過程を辿りながら、大変解り易く近藤勇の暗殺未遂事件までを追いかけたよく出来た番組でした。

解説者は伊東成郎先生で、昨年の「彦五郎忌」でも講演していただきましたが、京都の八坂神社から池田屋、八木邸など、まだ暑い京都の街を解説しておられました。
またスタジオに於いても、重要参考人、新選組研究家・伊東成郎先生として、愛之助さんの様々な質問にもお答えになられ、番組の中でも重要な役割をされていました。

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