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  「佐藤彦五郎と土方歳三の姉ノブ直系子孫」が運営する資料館ブログです。佐藤彦五郎新選組資料館HPが替わりました。新しいHPはリンクから。またはこちらへ http://sato-hikogorou.jimdo.com/
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渋谷文化村ミュージアムにて公開されている、ボストン美術館所蔵の「国芳・国貞展」に5月初旬に行って参りました。

ウイリアム・ビゲローが収集した350枚が、大変美しい状態で展示してありました。
ビゲローは国貞が没して18年後、明治15年に来日しています。

日本人の美意識は、葛飾北斎、歌川広重により描かれた風景画であり、初期の人物画の作品である。
2人の国・国の位置は埋もれた存在だったようです。

実は佐藤家にも2人の浮世絵画を所有しており、巻物にしてしつらえ、保存しております。
公開は検討中ですが、巻き物故、60枚以上はあるでしょうか、あまりにも長いものです。
現在、東海道五十三次・上洛絵図を展示中ですが、浮世絵はまた味わいの違うものです。



学芸員の方にお尋ねしたところ、当時の人気歌舞伎役者は、二千枚位刷っており、売れに売れたが、紙ペラのため、ほとんど残っていなかったとのこと。
西洋美術にも多大な影響を与えた浮世絵ですが、ビゲローの収集により、保存されていた作品が日本に里帰りすると、現代の日本人の心に響くことになりました。なんとも皮肉なことですが、本当に素晴らしい展示でした。

もうひとつ特筆すべきは、ボストン美術館に寄贈されたこの浮世絵は、「公開展示しない」ことが寄贈条件となっていたことで、大変きれいな状態で保存されたということです。

会場は大変混雑しておりましたが、私は5時間楽しみました。

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