「佐藤彦五郎と土方歳三の姉ノブ直系子孫」が運営する資料館ブログです。佐藤彦五郎新選組資料館HPが替わりました。新しいHPはリンクから。またはこちらへ http://sato-hikogorou.jimdo.com/
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林栄太郎氏編集・昭和48年三十一人会発行の幕末史研究 No.44『浪士姓名簿』復刻版(税込¥2,300)がこの度発行され、小島資料館と当資料館でもお取り扱いしております。
あさくらゆう氏談「これは昭和13年に発行された古書店の目録も『浪士姓名簿』が写真入りで高額出品されるが、世間に出ることはなかったものだった。それが平成29年ネットで東大法学部図書室の所蔵を知り閲覧した処、紛れもない原本と確認した」との事。 『浪士姓名簿』の全写真と小島政孝氏、清水隆氏、お二人による解読がされております。 また殉節両雄之碑解説・故・赤間倭子氏執筆による「斎藤一の謎と生活」「宮川信吉の生家に就いて」等、昭和48年出版当時の投稿も掲載されております。 お持ちでない方も多いろ思いますので是非! PR |
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1月13日(土)
現在、日野市立新選組のふるさと歴史館に於いて、 没後150年「新選組 井上源三郎〜八王子千人同心と新選組の幕末維新〜」が催されています。 新選組研究家の清水隆氏がご覧になりたいとの事でしたので、再び行って参りました。 2時より井上源三郎資料館館長の井上雅雄氏の解説がありましたので、それに合わせて伺いましたが、午前中は演武があり、好評だったようです。 40人近くの参加者があり、歴史館の金野館長とのチームプレーで解説はとても分かりやすいものでした。 井上家に伝わるお話しを聞く事が出来ました。 次回は2月10日(土)も急遽午前中に演武も行う事が決まり、その後2時より解説になるそうです。 その後、長い時間お話しいたしましたが、清水隆氏は地道に研究・古文書の解説を日々されており、楽しみはご自分で発掘された新選組隊士のご子孫とお会いする事とのことでした。 |
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12月22日
現在、日野市新選組のふるさと歴史館にて、「新選組 井上源三郎」没後150年特別展が開催されています。 22日、見学に伺いました。 彦五郎は井上松五郎さんを通じて天然理心流に入門いたしましたが、 井上家は代々八王子千人同心であり、松五郎さんが継いだことにより、彦五郎が頼って天然理心流に入門出来たものと思われます。 天然理心流、中極位目録と免許が全文公開されておりました。 また図録には釈文が掲載されています。 ぜひ見たかった資料のひとつ、富澤忠右衛門(政恕)宛、彦五郎書簡は、初めて目にするものでした。 文中、道場修理の件に、「試衛場」としっかり書かれておりました。 (近藤周助の天然理心流道場が「試衛館」という確証は、実はまだ発見されておらず、試衛場が正しいとの説があります。) 内容も「野仕合をして費用を集めたら」との提案があり、やはり野仕合はデモンストレーションの興行だったようで、試合後は入門者も多かったとありました。 2階の展示室では、村絵地図から日野の土地柄や豪農が誕生した経済活動がわかる展示。 彦五郎の認印も見られました。 じっくりと見学させていただきました。 井上兄弟の事績は彦五郎にも多大な影響を与え、天然理心流を通じて、千人同心と新選組を結びつけたのです。 |
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12月12日(火)
現在、調布市郷土博物館で行われている、大政奉還150周年記念企画展「近藤勇と調布の幕末維新展」に行って参りました。 先日、龍馬会でこの企画展の資料をいただきましたが、公開中の展示資料の中に佐藤家に関わる資料の展示があります。甲陽鎮撫隊後、彦五郎の逃亡先である羽生家に残した三浦休太郎宛の近藤勇の書簡です。 甲陽鎮撫隊とともに戦った勝沼戦争で惨敗し、彦五郎は新政府軍から命の狙われ、一家離散して逃亡生活を致します。 彦五郎はノブ、そして末娘ともを下女におぶわせ、大久野村(現・日の出町)の羽生家にひと月ほど匿ってもらったという経緯があり、その時にお礼とともに置いてきたものです。 その書簡が公開されています。過去に日の出町での公開はあったそうですが、私は初めて目にするもので、保存状態も大変良いものでした。 羽生家までの暗夜行を彦五郎とノブはどのような気持ちで山を越えたのか。 「雉子(きじ)啼くや 躓く(つまずく)石に のこる闇 盛車(彦五郎)」という句を残しています。 命惜まず彦五郎たちを匿ってくれた羽生家に、改めまして感謝申し上げると共に、この度公開下さった羽生兼五様に御礼でございます。 また近藤勇養子縁組状も美しく表装され展示されておりました。 なんてことでしょう。見学して間もなく宮川清蔵氏ご子息の清志様とばったりお会いいたしました。 やはり見学に来られたとの事。 学芸員の金井氏のご案内でご一緒にすることとなりました。 その後、高野館長が戻られたとのことで、ご挨拶にお見えになりましたが、館長は八王子・日野市とも大変ご縁のある方で、嬉しくなりました。 偶然は重なり、清志氏もご存知なかったことですが、午前中に宮川清蔵氏もお出でになられたとのことです。 閉館時間まで居ましたが、感慨深い時間でした。 P.S 退館間際に龍馬会でご一緒だったM女子をもお会い致し、度重なる偶然でした。 12月17日までの特別展となっております。 (宮川清志さんと) |
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12月9日(土)
日野市産業振興課の小松様、新選組のふるさと歴史館・館長の金野様の依頼により、朝9時45分、日野宿本陣(旧・佐藤彦五郎邸)にて、外国人ツアーの皆様をお迎えいたしました。 日野散策組の方、日野宿交流館、日野宿本陣の皆様と駐車場のところでお待ちしておりますと、ガイドの会・会長の芹川様の案内で19名の客人がお出でになり、段だら法被と鉢金のコスチュームに変身、見学されました。 参加者の国籍は、イギリス、中国、ポルトガル、台湾、フィンランド、ネパール、ベトナム、チェコ、スウェーデン、など様々・・・ オリンピックに向け、多くの外国からのお客様が日野市を訪れて下さるよう、観光のPRを発信していただき、当資料館もご協力させていただく所存でございます。 |
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12月2日(土)
武蔵野ふるさと歴史館にて行われました、小島政孝氏「幕末から明治にかけての剣術事情」の講演会に行って参りました。 レジュメも9ページに渡り、興味深く勉強いたしました。 「聞きがき新選組」にも記載のある島田某との剣術手合わせ申し出の件は「梧山堂雑書」元治元年4月29日にも記述があります。 「先ず、双方共、安堵の事御座候」とあるものの、島田某とは、鹿島神伝15代・嶋田孝三で、2代目島田虎之助を名乗っていたとのことでした。 戯れ文を残しており、彦五郎をケチョンケチョンにしておりました(可哀想なので省きます) 講演会の後、31人会面々の清水隆氏、佐々木氏、吉田女史と私で小島先生を囲み、お茶で雑談に花が咲きました。 |
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先日、朝9時に都営地下鉄「新宿西口駅」に集合し、伊東先生のご案内で、わたくしと主人
「伊東先生と行く新選組史跡巡りツアー」の下見をして参りました。 (都営地下鉄・新宿西口駅改札付近) 先ず最初に降りたのが牛込柳町駅。 試衛館跡が暫く行っていない間に様変わりしていたのには驚きました。 横の稲荷社は、伊東先生曰く、近藤勇、沖田総司、山南啓助、永倉新八なども剣術の上達を祈って手を合わせたことでしょう。 その周辺にも近藤勇邸跡、ゆかりの欅など、見所もあったのですね。 この辺りの道路は、幕末当時のままだそうです。 (二十騎町。丁目の付かない昔ながらの町名。この辺は市谷加賀町や市谷甲良町など当時の町名がある) (試衛館跡と稲荷社) 牛込柳町駅から飯田橋駅へ移動。 「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」900円をしておいたことで 乗り継ぎがスムーズに出来ました。 ただエスカレーターでの移動が多いため、全員揃っての乗車には少し時間がかかってしまうのが心配でした。 飯田橋駅から水道橋駅まで、道場跡など史跡6カ所を説明を聞きながら歩きました。 やや急足だったため、疲れはそれほど感じませんでした。 (牛込橋はかわいいお城の親柱) (突然、お城の石垣が出現します) 地下鉄で水道橋駅から春日駅へ。 浪士組集合地である処静院跡。伝通院に集合ではなかったことも初めて知りました。 (伝通院への参道) (浪士組結成の地、伝通院のそばにある処静院跡) (伝通院。千姫など徳川家や清川八郎のお墓がある) 永倉新八住居跡にあるファミレスで昼食後、藤田五郎(斎藤一)住居跡へ坂を登りましたが、現在は駐車場でした。 (数年前、蔦の絡まる家だったのが、現在は駐車場に) 後楽園駅から御茶ノ水駅へ丸ノ内線で移動。 藤田五郎の勤務地、可愛らしく鬼龍子(狛犬的)と大成殿の屋根には、鬼犾頭が迎えてくれる東京高等師範学校跡(現湯島聖堂)では、当時のまま残されていた石畳、石段に感激!全く知りませんでした。 (大成殿。斎藤一も何度も見たでことでしょう) 次の、青山霊園では加納鷲雄墓、篠原泰之進、大鳥圭介、大久保利通墓等幕末関連墓を何カ所も回ったのですが、伊東先生はあの複雑な区域を間違うことなく案内下さったことには、敬服致しました。 かなり早いペースで歩いたのですが、あまりに広い墓地で忠副館長は、もう限界っぽい宣言。 この青山霊園は、かなり強行スケジュールのなる為、今回の企画では残念ながら断念し、次回別のツアーでということになりました。 楽しみにしております。 代案として、坂本龍馬や土方歳三も訪れた赤坂の勝海舟邸跡となりました。 最後は、伊東先生が沖田総司終焉地にしたいとの希望もあり、下見はここで終了いたしました。 (ここは川の流れがあった所で、溝がそのまま残っている) 新発見の名所もあり、かなり充実した内容となっておりますが、地下鉄の乗り継ぎ、箇所箇所のコースは、伊東先生が何度も回って下さいました。 当日は晴天である事を祈るばかりですが、ご参加される皆様方、呉々も迷子と事故のない様、楽しみましょう。 (伊東先生の「江戸・幕末を切絵図で歩く」。当日、ご持参されればサインが頂けると思います) |
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8月26日(土)年一度だけの御墓参り
専称寺に到着いたしますと、山村竜也ご夫妻、結喜しはや氏、関係者の皆様方が出迎えてくださり、有り難く墓参させて頂きました。 (専称寺の山門) (作家の結喜しはや氏と墓参) 午後の講演会は、朝日新聞社記者・石飛徳樹氏による、新選組の映画ついて、映像を交えながらのお話しを拝聴いたしました。 (大出俊幸さんが石飛徳樹氏をご紹介) 従来の講演会と異なり、視聴者参加型と申しましょうか、楽しく進みました。 昭和初期に無声映画は100本以上作られていたとの話には驚きましたが、その一本が、昭和4年の「剣士・沖田総司」なのですね。 この映画のエピソードを少しお話しさせていただきました。 映画の紹介も「鞍馬天狗」から、石飛氏が最も好きだという「蒲田行進曲」まで・・・ やはり「燃えよ剣」は圧巻です。 当資料館でも来館のシニア世代の方々は、栗塚旭さんと島田順司さんに影響されて・・・のお声が多いです。 この年齢になると、昔の白黒映画はストーリーや役者さんを追うだけでなく、映像の撮り方や光と影の効果までが、計算されていることに感心いたします。 久々、無性に古い映画が観たくなり、家路につきました。 (先月の「士魂 Remember」で主役。俳優の萬さんと) (作詞・作曲で新選組のCDを出した稲畑氏) (歴史研究家・釣氏) (京都・旧前川邸の田野氏) (歴史研究家・山村氏) (天然理心流試衛館・高鳥氏) |
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